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NotebookLMアプリが進化。スマホのカメラで資料を取り込めるように

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NotebookLMアプリが進化。スマホのカメラで資料を取り込めるように

「撮って・まとめて・見せる」がスマホ一台で完結します

Googleが提供するAIツール「NotebookLM(ノートブックLM)」のスマホアプリに、2025年12月上旬にかけて大きなアップデートが行われました。 スマホのカメラで撮った写真をそのまま参考資料にできるほか、調べた内容をインフォグラフィック(図解)やスライド資料に変換する機能もモバイル対応が進み、 「調べもの」から「資料づくり」までをスマホ中心で行いやすくなっています。


◆ どんなふうに良い?

◎ 写真を撮るだけで資料化できる

スマホアプリに追加された「カメラボタン」を使えば、ホワイトボード・配布プリント・教科書などをその場で撮影するだけでNotebookLMの参考資料として追加できます。あとでPCに取り込む作業が不要になり、調査の準備が大幅に効率化されます。

◎ 図解(インフォグラフィック)やスライドを自動生成できる

これまで主にPC版で利用されていた内容を図解やスライド資料に変換する機能がモバイルにも対応。調べた内容を「見せる資料」に即変換でき、外出先でも下準備が進められます。

◎ 音声解説で「ながら学習」しやすい

NotebookLMは素材の内容を音声でラジオ番組のように解説できます。移動中でも理解を深められ、テキストと音声の両軸で学習がしやすくなります。

◎ PCがなくても主要機能をほぼ使える

資料追加・要約・図解作成・音声解説など、多くの主要機能がスマホで完結。PCを開けない状況でも、学習・調査の流れを止めずに進められます。


これまでにモバイル対応した機能と合わせると、NotebookLMの主要な機能の多くをスマホアプリからも扱えるようになりました。
外出先でPCを開きにくい場面でも情報収集や要約などの作業を継続やすくなります。

◆ どうやって使う?

写真を資料として追加する方法

NotebookLMアプリを開くと画面に「カメラ」アイコンが表示されます。これをタップして撮影するか、スマホに保存されている写真を選ぶだけで、 参考資料としてノートブックに追加できます。

図解やスライドを作る方法

ノートブックを開いて「Studio(スタジオ)」画面に進むと、「Infographics(図解)」「Slide Decks(スライド)」などのオプションから自動生成を開始できます。 用途に応じてテンプレートを選び、必要に応じて内容を微調整することで、発表資料や説明用のビジュアルを効率よく作成できます。 (モバイル版では一部レイアウトや詳細なカスタマイズに制限がある場合があります。)

アプリの入手方法

iPhoneの方は「App Store」、Androidの方は「Google Playストア」で「NotebookLM」と検索してください。 既にアプリをインストールしている場合は、最新版にアップデートすることで新機能が利用可能になります。

◆ 開発の背景

NotebookLMのスマホアプリは、まず音声解説やコンテンツ共有などのシンプルな機能から提供が始まり、その後も暗記カードやクイズ、会話履歴の保存など、 学習・調査向けの機能が段階的に拡充されてきました。今回の図解やスライドの自動作成機能は、先行してPC版で公開されていたものをベースに、 モバイルからも扱えるようにしたものです。Googleの最新AI技術を活用することで、文章から見栄えの良いビジュアル資料を短時間で作成できる環境づくりが進められています。

◆ まとめ

  • スマホのカメラで撮った写真や端末内の画像を、そのままNotebookLMの参考資料として追加できるようになりました。
  • 調べた内容から図解やスライド資料を自動で作成する機能がアプリからも利用しやすくなっています(細かな編集はPC版が中心)。
  • 音声解説機能を活用することで、移動中などでも内容理解を進められます。
  • PCに依存せず、スマホを中心に学習や調べものを継続しやすい環境が整いつつあります。

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