生成AI
Google Workspace Studio 提供開始
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Gemini 3 搭載でAIエージェントをノーコード作成可能に
2025年12月3日(米国時間)、Googleは「Google Workspace Studio」の提供を開始しました。 Google Workspace Studioは、Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、ドライブ、Meet、Chatなどの業務を自動化する「AIエージェント」を、コーディング不要で誰でも作成・管理できる新しいプラットフォームです。
◆ 主な特徴
日本語で「質問が含まれるメールを受信したら『要返信』ラベルを付けてChatで通知して」などと入力するだけで、Gemini 3がエージェントを自動生成します。従来の厳格なルールベースの自動化とは異なり、問題を推論し、新しい情報に適応できる柔軟なエージェントの構築が可能です。
Gmail、ドライブ、Chatなどの Workspace アプリと深く連携しており、作成したエージェントはGoogleドキュメントと同様にチーム内で共有できます。また、一部のビジネス向けSaaSとの接続にも対応しています。
◆ 使い方
https://studio.workspace.google.com/ にアクセスしてください。
Workspace Studioには、最初から利用できるテンプレートライブラリが用意されています。「未読メールの要約」「アクションアイテムのラベル付け」「会議前のブリーフィング作成」など、よくある業務の自動化をすぐに試せるようになっており、AIと業務自動化を初めて導入する組織でも利用しやすい構成になっています。
◆ 対象ユーザーと展開スケジュール
Google Workspace Studioは、すべてのBusinessおよびEnterprise Workspaceプランで利用可能です。
ただし、展開時期は組織のGoogle Workspace設定によって異なります。詳細は組織の管理者にご確認ください。
なお、現時点ではインターフェースは英語のみですが、エージェント作成の指示は日本語でも入力可能です。
