― 開発体験が根本から変わる瞬間が、今ここに ―
AIコーディングエディタ「Cursor」が、大型アップデート「Cursor 2.0」を正式リリースしました。独自開発の高速モデル「Composer」と、複数のAIエージェントを同時並行で走らせる革新的インターフェースを搭載し、開発者の働き方そのものを刷新する体験を提供します。
◆ どんなふうに良い?
◎ Composerモデルで、待ち時間が劇的に短縮されます
同等の知能レベルのモデル比で4倍高速な最先端モデルとして設計されており、ほとんどのタスクを30秒以内で完了します。低レイテンシのエージェント型コーディング向けに最適化されているため、素早い反復作業が可能になります。
◎ 大規模コードベースの理解と作業が格段に得意です
Composerはコードベース全体にわたるセマンティック検索を含む強力なツール群で学習されており、大規模なコードベースでの作業を得意としています。初期テスターからは、複数ステップのコーディングタスクでも信頼を寄せられるとの評価を得ています。
◎ 複数のエージェントを並列実行できます
git worktreeやリモートマシンを活用して、相互に干渉させずに多くのエージェントを並列実行できます。複数のモデルに同じ問題へ取り組ませ、最良の結果を選ぶことで最終的な出力が大きく向上することが、特に難易度の高いタスクで確認されています。
◎ Cursorを開くとまず目に入るのが、この新しいインターフェースです
ファイルではなくエージェントを中心にゼロから設計され、より集中して使えるようになりました。エージェントが細部を引き受けるので、望む成果に専念できます。コードを深く掘り下げたいときは、新しいレイアウトで簡単にファイルを開けますし、従来のIDEに切り替えることも可能です。
◎ コードレビューとテストの課題にも対応しています
エージェントが行った変更を素早く確認し、必要に応じてコードを深く追えるようにしました。さらに、Cursorが自分の作業をテストし、正しい最終結果が得られるまで反復できるネイティブのブラウザツールも搭載しています。
◆ どうやって使う?
Cursor 2.0は、公式サイト(https://cursor.com/ja/download)からダウンロード可能です。インストール後、新しいマルチエージェント・インターフェースが起動します。
◆ 開発の背景
Cursorチームは、コーディングでエージェントを多用するにつれ、新たに2つのボトルネック「コードレビューと変更のテスト」が見えてきたと述べています。
Cursor 2.0では、この両方の解決にも着手しており、エージェントに任せられる部分は徹底的に自動化し、開発者がより創造的な判断に時間を使える環境を目指しています。
初期テスターからは「モデルと素早く反復できる点を高く評価」「複数ステップのコーディングタスクでも信頼を寄せている」といった声が寄せられています。
◆ まとめ
- 同等の知能レベルのモデル比で4倍高速
- ほとんどのタスクを30秒以内に完了
- コードベース全体を理解するセマンティック検索で訓練
- 複数ステップのコーディングタスクで高い信頼性
