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OpenAIが新モデル「GPT-5.4 mini / nano」を発表

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OpenAIが新モデル「GPT-5.4 mini / nano」を発表

筆者 天秤AIメディア編集部 / GMO天秤AI株式会社

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前世代比で2倍速、事務や開発を自動化する
「実働エージェント」の決定版が登場

OpenAIは日本時間2026年3月18日(米国時間3月17日)、最新の小型AIモデル「GPT-5.4 mini」および「GPT-5.4 nano」を発表しました。従来の「GPT-5 mini」から速度を2倍以上に引き上げつつ、最上位モデル「GPT-5.4」に迫る推論能力を備えた、極めて実働的なアップデートとなっています。

◆ 小型モデルの常識を覆す「性能とコスト」の進化

◎ 「GPT-5 mini」比で2倍以上の推論速度を達成しました

APIでの計測では180〜190トークン/秒という驚異的な数値を記録しており、ユーザーの入力に対して「待つ」という感覚がほぼ消失します。ちなみに日本語1文字は約1〜2トークン程度です。

◎ コーディング能力において最上位モデルの94%以上の精度に到達しています

エンジニアリング力を測る「SWE-Bench Pro」において、フルスペックのGPT-5.4が57.7%であるのに対し、miniモデルは54.4%というスコアを叩き出しました。

◎ PC操作能力を測る「OSWorld-Verified」で72.1%を記録しました

実際のOS環境で複雑なワークフローを完結させる能力において、前世代「GPT-5 mini」の42.0%から劇的に向上し、人間のベースライン(72.4%)とほぼ同等の水準に到達しています。

◎ 「nano」モデルにより、100万トークン0.2ドルの超低コストを実現しました

従来の大型モデルと比較して圧倒的な低価格で利用できるため、大量のデータ分類や抽出を「思考のコスト」を気にせず実行できる環境が整います。

◆ 使用方法

「GPT-5.4 mini」は本日より、ChatGPTの無料ユーザーおよびGoプランを含む全ユーザーが「Thinking(思考)」モードを通じて利用可能です。開発者はAPI(モデル名: gpt-5.4-mini / gpt-5.4-nano)から即座に導入でき、40万トークンの広大な文脈ウィンドウを活用した高度なエージェント開発を、従来の約3分の1のコストで開始できます。なお、GPT-5.4 nanoはAPI経由のみで提供されており、ChatGPTのUIからは現時点で利用できません。

◆ 開発の背景

OpenAIは、すべてのタスクを一つの巨大なモデルで処理するのではなく、適材適所の「モデルの多層化」こそがAI活用の最適解であると考えています。今回のリリースは、メインモデルが「計画」を立て、高速・安価なminiやnanoが「実行(サブエージェント)」を担うという、分業型のAIシステムを全世界に普及させるための戦略的な一手です。

単なる軽量化ではなく、知能の密度を極限まで高めることで、あらゆるデバイス上で「自律的に動くAI」が当たり前になる未来を提示しています。

◆ まとめ

  • 従来の小型モデルから速度が2倍以上に向上し、190トークン/秒の即応性を実現しました。
  • OSWorld-Verifiedで72.1%を記録し、人間の専門家級のPC操作性能を実現。ブラウザ操作やデータ入力の自動化が期待されます。
  • 100万トークン$0.20(約30円)という破格のコストで、自律型エージェントの量産を可能にします。

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