ChatGPT
モード切替不要!ChatGPTが音声操作をチャットに統合
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声で話しかけて、目で確かめる。対話が一画面で完結します
OpenAI(オープンエーアイ)は2025年11月25日(現地時間)、ChatGPTの音声機能をチャット画面に統合したと発表しました。 これまで別画面で動いていた音声モードが、テキストのやり取りと同じ場所で使用可能になります。 モバイルアプリとWebの両方で、無料ユーザーを含むすべてのユーザーに順次展開中です。
◆ どんなふうに良い?
◎ 話しながら回答をテキストで確認できます
音声で質問を投げかけると、AIの応答がリアルタイムで画面に表示されます。 聞き逃しても文字で振り返れるので安心です。
◎ 地図や画像を見ながら会話を続けられます
たとえば「おすすめのベーカリーを教えて」と話しかけると、 地図やお店の写真が同時に表示されます。 声と視覚が統合された直感的な体験が可能です。
◎ 何か作業をしながらChatGPTに質問できます
資料を読みながら、メールを書きながら、家事をしながらなど、 声だけで会話を続けられるため、手を止めずにAIの力を活用できます。
◎ これまでの会話履歴を中断せずに確認できます
音声での対話中でも、過去のやり取りをスクロールしてチェック可能です。 話題を整理したいときや、前の回答を参照したいときに便利です。
◎ 音声とテキストをシームレスに切り替えられます
声で始めてテキストで続ける、またはその逆も自在です。 両手がふさがっているときは声で、静かな場所ではキーボードで、と状況に応じて使い分けられます。
◆ どうやって使う?
利用方法はとてもシンプルです。 モバイルアプリでは最新版にアップデートするだけで新しい音声体験が有効になります。 Web版も同様に、ブラウザでChatGPTを開けば新機能が反映されます。
音声を始めるには、入力欄横の音波アイコンをタップ。あとは話しかけるだけでAIがリアルタイムに応答します。 会話終了時は「終了」ボタンを押すとテキスト入力に戻れます。
従来の「別画面で話す」スタイルを好む場合は、設定画面から 「音声モード」→「個別モード(Separate mode)」を有効にすれば切り替え可能です。
◆ 開発の背景
OpenAIは、多くのユーザーから「より柔軟な音声体験」を求める声が寄せられていたと説明しています。 これまでの音声モードでは、専用画面に切り替わり青い円が回転する表示となっていました。
この仕様では、AIが話した内容を文字で確認するには音声モードを抜ける必要があり、少し不便でした。 今回の統合により、音声とテキストが同じ画面で共存する新しい体験が実現しています。
ChatGPTの音声機能は2023年に初めて導入され、2024年9月には感情を読み取る高度な音声モード 「Advanced Voice Mode」が有料ユーザー向けに公開されました。 今回のアップデートは、その進化の次のステップにあたります。
◆ まとめ
- ChatGPTの音声モードがチャット画面に統合されました
- 話しながら地図・画像・テキストをリアルタイムで確認できます
- モバイルアプリのアップデート、またはWebアクセスですぐに利用可能です
- 従来の別画面モードは設定から引き続き選択可能です
