
ChatGPT「Operator」初期レビュー
アメリカで利用できるとのことなので、早速アメリカに拠点を持つVPNサービスを契約し、ChatGPT Proを契約しているアカウントでアクセスしてみました。「Operator」という画面が開いたので、ChatGPTと同様にプロンプトを入力します。今回は、「アマゾンで柳谷智宣の最新の単行本を購入して」と書きました。
英語でメッセージが返ってきましたが、日本語で応答するように言うとすぐに対応してくれました。作業内容を確認してきたので、「OK」と返答すると自動でAmazonを検索し、こちらにログイン処理を行うように作業を投げてきました。そして、ログインして処理をOperatorに返すと、購入処理が実行され、作業が完了しました。

アメリカのOperatorのウェブサイトにアクセスし、プロンプトを入力します。
なお、2点問題がありました。実際に購入するつもりがなく、デモでは購入していいか、という確認があったのですが、今回はスムーズに処理が進んで勝手に購入してしまいました。また、デモではチケットを購入する際、どのチケットにするか選択肢を提示してきて確認があったのですが、今回は勝手に買ってしまいました。しかも、最新の単行本ではなく、15年前に執筆したDropboxに関する書籍でした。

Amazonのログインを指示されたので従ったところ、単行本の購入まで自動で完了しました。
とは言え、この程度のミスはすぐになくなるはずです。プロンプトに確認するように言えば済みますし、些細な問題です。現時点で、これだけ動作するAIエージェントが登場したことに驚きです。すぐに人間の秘書並みに動いてくることでしょう。今後の進化に期待が膨らみます。