妖精姉妹との夏休み

夏休みに入った直後、僕は両親の実家がある山間の小さな村に預けられた。都会の喧騒から離れ、緑豊かな自然の中で過ごす夏は、最初こそ退屈だと思っていたけれど、すぐにその考えは変わることになった。

「ねえ、あんたこの村の子じゃないよね？」

木漏れ日が差し込む林道で、僕は彼女たちと出会った。長い髪を二つに結んだ高校生くらいの姉と、おかっぱ頭の小学生くらいの妹。

「みいちゃん、急に話しかけちゃダメでしょ」 「だって気になるんだもん、お姉ちゃん」

姉の名前は「アヤ」、妹は「ミイ」と名乗った。彼女たちは村はずれの古い洋館に住んでいるという。

「私たちね、日が沈むと帰らないといけないの。だから夜は一緒に遊べないけど、昼間ならいくらでも遊べるよ」

アヤがそう言うと、ミイが元気よく頷いた。

「うん！だから今日から友達ね！」

その日から、僕の夏休みは彼女たちとの時間で彩られるようになった。川で水遊びをしたり、虫取りをしたり、森の散策をしたり...。けれど、すぐに僕は彼女たちの様子がどこか普通の姉妹と違うことに気づき始めた。

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「ねえ、ソラくん。男の子ってどんな女の子が好きなの？」

ある日、木陰で一休みしているとき、アヤが不意にそんなことを聞いてきた。その瞳は好奇心で輝いていた。

「え、そんな急に言われても...」 「教えてよ〜。胸が大きい子？ お尻がプリッとした子？」

アヤは自分の体を指さしながら、からかうように笑った。高校生とは思えないほどくびれた腰と、薄手の夏服から透けて見える豊かな胸の膨らみ。僕は思わず目をそらした。

「お姉ちゃん、それってえっちなこと？」とミイが無邪気に尋ねる。 「ミイちゃん、えっちって言葉知ってるの？」僕が驚いて聞くと、 「うん！えっちってね、裸になって気持ちよくなることでしょ？」

あまりにも無邪気な発言に、僕は思わず赤面した。

「ミイ！そんなこと言っちゃダメでしょ！」アヤが慌てて妹の口を押さえる。 「でも本当のことじゃん。ソラくんのおちんちんもムズムズするよね？」

ミイのその言葉に、実際に僕の下半身が反応してしまった。ズボンの中で何かが膨らみ始めているのを必死に隠す。

「ごめんね、ソラくん。ミイったら、ついつい本音を言っちゃうの」

アヤがそう言いながら、妖しく微笑んだ。なぜか彼女の瞳が一瞬、普通の人間とは違う色に輝いたような気がした。

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それから数日後、僕たちは山奥の小さな池を見つけた。木々に囲まれた静かな場所。

「ここで泳ごう！」ミイが言うと、アヤも賛成した。 「いいね。誰も来ないし、私たち特別な水着持ってるの」

そう言うと、アヤは小さなポーチから何かを取り出した。光る粉のようなものが舞い、次の瞬間、二人の服が変化した。アヤは大人びた二piece水着に、ミイはかわいらしい水玉模様の水着姿になっていた。

「これって...魔法？」 「秘密♪」とアヤが人差し指を唇に当てた。

水遊びをしながら、アヤの体が時折僕に触れる。柔らかい感触と甘い香りに、僕の心臓はどんどん早くなった。ミイは無邪気に水しぶきをかけてくるが、その仕草のどこか妖艶さを感じる。

「あのね、ソラくん」とミイが突然真剣な顔で言った。「私たちね、実は人間じゃないの」 「ミイ！」アヤが慌てた様子で制止しようとする。 「いいじゃん、教えても。ソラくんなら分かってくれるよ」

僕は混乱しながらも、二人の様子を見ていた。アヤはため息をつくと、「もういいわ。教えちゃおう」と言った。

「私たちは...妖精よ。この森に住む妖精。でも安心して、人を傷つけたりしないから」 「それに、夜は活動しないんだよ」とミイが付け加えた。「お日様が沈むと、私たちはお家に帰らなきゃいけないの」

信じられない話だったが、二人の真剣な表情を見ていると、嘘を言っているようには思えなかった。

「そうなんだ...でも、なんでそんなことを僕に？」 「だって」アヤの目が妖しく輝いた。「ソラくんが好きだからよ」

その言葉に、僕の顔が熱くなった。

「そうそう！私たちね、好きな人の願いを叶えることができるんだよ」ミイが嬉しそうに言った。

「願い？」 「うん。ソラくんの心の中にある、本当の願いを」

アヤが近づいてきて、僕の耳元でささやいた。 「例えば...こういうの？」

アヤとミイが手を取り合い、光に包まれる。まばゆい光が消えると、そこにはひとりの女性が立っていた。長い髪を持ち、大人の色気と少女の無邪気さを併せ持つ、見たこともないような美しいお姉さん。

「どう？これが私たちの本当の姿...あなたの願いに応じた姿よ」

その声は甘く、僕の全身を震わせた。下腹部が熱くなり、ズボンの中でますます硬くなっていくのを感じる。

「これからも一緒に遊ぼうね、ソラくん」

彼女はウインクすると、また光に包まれ、元のアヤとミイの姿に戻った。

「明日も来てくれる？日が沈む前ならいつでも会えるよ」 「うん、約束する」

僕は頷いた。この夏休みは、想像もしなかった冒険になりそうだった。

※フィクションです。非公開の創作であり現実とは完全に区別されます。